学会誌に載った論文とはちがって

 一般書店で手にとっていただける単行本の情報コーナーです

 オンライン書店の書評をお読みいただくこともできます



                                



    『医療倫理学のABC』 メヂカルフレンド社

                 服部 健司 + 伊東 隆雄 編著 / 井部俊子 監修



 2004年のクリスマスイブに刊行された、幻の名著。

大幅に内容を改訂して第3版を刊行(2015.11.23)

なんで「幻」なのかというと、市中の書店の棚に並んでいることが少ないから。

それは−よくわからないが−出版社の営業方針と関係があるらしい。それはそうとして、

この本には、群馬大学医学部での16年間の授業のエッセンスがぎゅぅっと詰まっている。

知識を伝える本ではなくて、考える・感じる力をみがいてもらう本。

語りかけるような読みやすい文体でありながら、内容・水準ともに落としていない。

気取りのない本で、まるで授業を聞いているような感覚で読める。

教科書としてだけでなく、独習書としても十分使っていただけると思う。



honto書店

新版





「異邦人」さんはじめ、好意的なご書評をいただき、ありがとうございます。



アマゾン書店


新版

https://www.amazon.co.jp/%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%80%AB%E7%90%86%E5%AD%A6%E3%81%

AEABC-%E6%9C%8D%E9%83%A8-%E5%81%A5%E5%8F%B8/dp/4839215952/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1520836132&sr=8-1





こちらも、好意的なご書評をお寄せいただいてます。ありがとうございます。





    『医療倫理』 勁草書房 (2002)

                 浅井篤・服部健司・大西基喜・大西香代子・赤林朗 著



 この本のなかで、インフォームド・コンセント、説明・開示基準、真実告知、患者と医療者の意
見の対立、精神科医療における介入の問題、高齢者医療の倫理問題、の章を担当。

 いい意味で、大胆な本。この本に書かれていることをたたき台にして、自分の考えを練る、と
いうのがいちばんいい使い方だと思う。文系の本を読み慣れている方、医療倫理の本を読ん
だことがある方にはおすすめ。引用文献もしっかり載っている。





「ドラマで考える医療倫理 T・U」


企画・監修をいたしました 臨床倫理学ケーススタディ用ドラマケース集

全8ケース DVD2枚組が アール メディカル (art medical) から刊行されています。